「胎芽の、6w5d時点での平均的なサイズが知りたいです」「6w5dで胎嚢のみしか見えなかったのですが、他に同じような人はいますか?」
こんな疑問に答えます。
本記事の内容
- 6w5dの、他の妊婦さんの平均的な胎芽の大きさがわかる
- 6w5dで胎嚢しか見えない人・心拍確認できない人のその後の妊娠経過がわかる
6w5dでエコー検査を受けた30名の妊婦さんのInstagramの投稿を調査し、胎芽の大きさ・心拍確認の可否、その後の妊娠経過を調査しました。2019年2月から7月末までの「#6w5d」の投稿全てに目を通していますので、ご自身で検索するよりも情報を網羅できているはずです。
なおこの記事の読者は、市販の妊娠検査薬で陽性確定済みの方を想定しています。初診がまだという方は、正常妊娠であることを確かめるためにも6w中を目安にクリニックへ行かれることをお勧めします。
1. 【6w5d】胎芽の大きさ→平均6.8mm、胎嚢の大きさ→平均22.2mmでした(30人調査)
(実例あり)【6w5d】胎芽・胎嚢の大きさ一覧
出産できた27名
- 胎芽の大きさ:平均6.8mm 最小0mm 最大10mm
- 胎嚢の大きさ:平均22.2mm 最小14.7mm 最大33mm
内訳:体外受精6名、自然妊娠21名
【6w5d】胎芽の大きさ(体外受精)
体外受精の方に限定すると、胎芽の大きさは最小6mmで最大9.2mm、平均は7.5mmという結果でした。サンプル数が少ないので注意が必要ですが、胎芽未確認の人がいないので平均値も若干大きめです。
【6w5d】妊婦さんの胎芽・胎嚢の大きさまとめ
今回調査した妊婦さんの
- インスタグラムのアカウント
- 妊娠方法(自然妊娠or体外受精)
- 胎嚢・胎芽の大きさ
- 心拍確認の有無
- その後の妊娠経過(出産or流産)
2. 【6w5d】で胎嚢のみの確認でした。心拍確認できなかった人はどれくらいいますか?
【6w5d】で心拍確認できない
今回調査した30人中4人は、心拍確認できませんでした。そのうち3人は6w5dまでに卵黄嚢は確認済みとなっています。そのうち、2人は無事に出産まで至っています。
こちらの方は6w5dまでに鮮血の出血がありましたが、胎嚢の大きさは平均くらいあり、卵黄嚢も確認済みでした。6w5dに受診して切迫流産の診断を受けたものの、流産予防の注射をするなどしっかり処置をすることで、無事に出産できました。
【6w5d】胎嚢のみの確認。卵黄嚢も見えない。
こちらの方は、6w4dで出血があり、6w5dで流産宣告を受けてしまいました。元々、胎嚢の成長が遅めと言われている上で多めの出血があると確かに心配かもしれません。エコーを見る限り、胎嚢は確かに小さく、中身は空っぽで卵黄嚢も確認できません。
ただし、以前の記事でも触れた通り、何かしらかの理由(子宮後屈でエコーが見づらい、エコーの機械が古いなど)で、本当はそこに胎芽や心拍が存在するのに、残念ながら見えていないということはあり得ます。どうしても気になるようでしたら「良いことも悪いことも全部知っておきたいので」と前置きし、6w5dで胎嚢が空っぽでも妊娠継続が期待できそうか、医師の見解を聞きましょう。
インターネット上にはたくさんの妊娠レポが溢れていますが、全く同じ条件で妊娠している人を探すのはまず無理でしょう。持病の有無、体力、体型、妊娠方法、年齢、職業、通勤時間、家庭環境、妊娠前の飲酒・喫煙習慣などなど、全部がぴったり当てはまる誰かはいません。また同じ人でさえ1人目と2人目で妊娠経過は異なりますので、誰かと妊娠経過を比べることは無意味です。検索は、大まかな傾向を掴むためにのみ活用し、気になることがあればクリニックに電話して聞きましょう。