保育園でお友だちに噛まれた!【親がクレーム入れない、カンペキな園の対応】

残念なことに わが家の子どもたちは、保育園でお友だちに噛まれて帰ってきたことがあります😅

しかし、保育園の対応が完璧だったおかげで、「わが子が噛まれた」と聞かされても、全く嫌な気持ちになりませんでした。むしろ園への信頼が強まり、先生方のことをもっと好きになりました🤗

子どもたちも、相手のお友だちのことを受け入れ、楽しい園生活を継続できています。

この記事では噛みつきトラブルと園の対応について、保護者目線で書きました。

もくじ(👇タップでジャンプできます)

お友だちに噛まれた時、親は園にどんな対応をしてもらえると安心できるか

ズバリ、これだけです。

  • 園長を含む担当の職員が、噛みつき事案があったことをみんな把握している

子どもがお友だちから噛まれてしまった日、実際の対応はこんな感じでした。

  1. お迎え時にクラス担任から、噛みつき事案があったことの謝罪(どのように処置したか、痕が残っているかなどの報告)をうける
  2. 帰り際に、園長から改めて謝罪をうける。またその際に、子どもに向き合って「もう大丈夫かな?」や「(患部を)冷やすのつめたかったね」などいたわりの言葉をかけてもらう。

こちらとしては「先生のせいじゃないのに、2回も謝罪されるのはかえって申し訳ない」と肩身のせまい思いなのですが😅

保育園側のスタンスとしては「噛みつき事案を防げなかったことにより、お子さんに痛い思いをさせて申し訳ない」ということ、だそう。

ちなみに、この対応のポイントが高い理由は、2回も謝罪してもらったからではありません。

子どもが辛い思いをしたことを、クラス担任や園長など、複数の保育者が把握している。

つまり、子どもは傷ついた時に1人ではなく、周りの大人に適切にケアしてもらえことが予想できる

こちらが、高評価ポイントになります😊💓

帰り際、園長先生は子どもの目線にしゃがんで座り、いたわりの言葉をかけてくださいました

噛みつきが午前中に発生した場合など、当の本人はもう忘れていることもあるのですが(笑)

「わたしはお子さんを気遣っていますよ」というジェスチャーがあるだけで、

噛まれてしまった時も、きっと温かく寄り添ってもらえたはず。わが子は寂しくなかったはず。

と、安心できます。


【+α】親からのクレームを回避するために〜園だより等での周知活動〜

ほとんどの保護者は、実際に被害に遭うまで「保育園でお友だちに噛まれる」というトラブルが、世の中に存在することすらそもそも知らないです。

その認識で、お迎えのときわが子の腕に残った痛々しい痕を見つけたら、動揺するのは当然。(しかし保育者としては”珍しくないこと”なので、保護者との温度差がクレームに繋がる…というのは想像に難くありません。

ですから保護者として提案したいのは、

「園だより」などの配布物を活用して、保護者に知識をつけさせること。

  • 噛みつきは約18ヶ月〜3・4歳の乳幼児にみられ、珍しくないこと
  • なぜ噛みついてしまうのか、考えられる原因
  • 噛みつきが発生した際の、園の方針(…例えば👇
    • 被害児の名前を、加害児の保護者に伝える / 伝えない
    • 痕が残らなかった場合に、被害児・加害児双方の保護者に噛みつきがあったことを報告する / しない
    • 噛みつき自体を”この時期よくあるお互い様なこと”と捉え、トラブルとは見做さない / トラブルと見做す

など。

これらを少し頭に入れさせておくだけで、親はいざという時に冷静になれます。

また噛みつきは珍しくないことを知っていれば、「ひょっとしてうちの子も、噛んでしまうことがあるかも💦」と…、被害者ぶりたくなる気持ちにブレーキがかかります。

個人的には、子どもに痕が残らなかったとしては、噛みつきは報告してほしいと思います。

園から何も報告がなかったのに、子どもから直接「お友だちに噛まれた」と伝えられたら、園への不信感がハンパじゃないです😕

2歳半過ぎれば園で嫌なことがあったことくらい話せますし、3歳になれば具体的にお友だちの名前や、シチュエーションまで話せます。

園の対応に疑問を感じる時、保護者はどのように相談すべきか

お友だちが噛んでしまった理由を聞く

子どもが噛まれたのに、園の対応が不誠実・・・😔

そう感じたら、保育者にこれを聞いてください。

なぜお友だちは噛んだのか(トラブルの原因・発生状況

ちなみに筆者の娘(1歳)が噛まれた時ですが、

お友だちの口に興味を示した娘が、口に手を突っ込んだところ、相手が驚いてガブリと噛んでしまったそうです😂

100%娘に原因があって、思わず笑ってしまいました😅(娘ごめん…

他によくあるのが、お友だちが最初に遊んでいたおもちゃを奪い取って、怒らせてしまった…というケース。

理由がなんであれ人を噛む行為は絶対的に非難されるべきではありますが、噛まれた側にトラブルの発端がある可能性も保護者は頭に入れておく必要があります😅

【人を噛んでしまう理由別】保育者にお願いしたい対応方法6選

アメリカの団体<eXtension Alliance for Better Child Care>によれば、18ヶ月〜3・4歳の子どもが人を噛むのには主に6つの理由があります。

理由①:(主に赤ちゃん)歯がむずがゆいから

歯がむずがゆいなぁー。何か噛みたいなぁ。

あ、ちょうどそこに人がいる、噛もう。

ガブッ。

この程度の理由です💧

これは、保育者に歯固めなどのおもちゃを渡して誘導してもらうことで解決します。

理由②:(主に赤ちゃん)おもちゃナメナメの延長

おもちゃの形や感触を確かめるために、なんでも口に入れちゃう時期ありますよね。

そのノリで、人の指や腕を口に含んだところ、うっかりガブッとやっちゃうことがあるそうです😅

人じゃなくて、他にも色々探索すべきもの(おもちゃ)があるよー、と誘導してもらうことで解決します。

理由③:噛んだら、相手がどんな反応をするか知りたいから

もし自分の子どもがこんな理由で他人を噛んだら

「この子はサイコパスなんじゃないか😨」

と不安になりそうですが…。

悪気はゼロ。無邪気な好奇心から、噛んじゃうみたいです。

このような場合には、保育者にこんな対応をしてほしいと相談してみてください。

  • 毅然とした態度で、人を噛むのはいけないと伝える
  • 周りの大人は全力で噛まれた子どもを慰める
  • (噛んだ子が幼児なら)保冷剤を持ってこさせるなど、救護に関わらせる

理由④:他の子を真似してみただけ

他の子が誰かを噛んでいるのを目撃し、なんとなく自分も試したくなった・・・。

「そんな理由で人を噛まないで〜😱」

って感じですが、わりとポピュラーな理由だそうです。

毅然とした態度で、「噛まれると痛くて耐えられないから、人を噛んではいけない」と伝えてもらう必要があります。

※「噛まれると痛い」をわからせるために大人が噛むのは、逆効果なので絶対にやってはいけないそう。(虐待ですし)

理由⑤:わざと悪いことをして、注目を集めたい

全く注目されていないよりは、悪い注目でもいいからみんなに構ってもらいたい...という動機は、大人でもよく聞きますよね😔

この動機が疑われるときは、その子のことを叱るのではなく、注意深くケアするように過ごしてほしいと保育者に提案してください。

例えば、わが家がお世話になっている保育園ではこんな工夫で

「あなたの居場所は確保されていますよ」と、子どもたちにメッセージを送ってくれています

  • 荷物ロッカーの扉に、顔写真を貼る
  • 制作物を保管できる、自分専用のカゴがある

ちなみに児童養護施設などでは、食事の際

  • 毎回決まった席
  • 自分専用の箸とスプーン、皿

を子どもたちに提供することを徹底しているそうです。

難しい状況にある子どもたちに、

必ず確保されている自分専用のスペースやモノを約束することは、愛情を伝え、帰属意識を高めるために極めて重要

だそうです。

理由⑥:欲求不満(言いたいことが言えずにイライラ)

息子が、お友だち(Aくん)に噛まれてしまった際の理由はこれでした。

それも、複数回😢

Aくんは外国籍の子。両親ともに英語しか話せず、その子は保育園生活を通じてのみ日本語を習得しているチャレンジャーです。(園側の配慮で相手が誰かは知らされませんが、3歳ともなれば子どもがバラします😅)

言葉で要求をうまく伝えられずにもどかしい思いをし続け、最終手段として噛んでしまう。

これは、この年齢の子どもなら誰でもやりかねない💧(噛まないにせよ、叩いてしまう子は多いのでは?)

そこで、わが家ではこのようなことを話しました。

【3歳以上対象】噛まれたときにとるべき態度を、子どもに教えてあげる

  • 怒りを感じたら、「嫌だ」「やめて」とまずは言葉で伝えてほしい。(「悲しい」「怒ってる」と、自分の気持ちを叫んでもいいね)
    • お友だちに噛まれたり叩かれたりしても、同じことをやり返すのではなく、大きな声で「嫌だ」「やめて」と言葉をぶつけよう。(そして周りの大人に助けを求めてね)
  • 怒りを感じるのは、当たり前のこと。だから、抑えこまずに正しい方法で発散しよう。
    • 例えば… 風船をパンチ・キックしたり、紙をビリビリに破いて投げたり、力強くクレヨンで殴り書きしたり。

わが家は2人兄妹なので喧嘩はよく起きますが、機会あるごとに繰り返しこれを伝えました。

また、理想的に振る舞えたときには

  • 「言葉で伝えて偉かったね、すごいよ」と大袈裟に褒めちぎる
  • 子どもが見ているときにわざと、第三者(パパ、祖父母、先生など)に「こういうことがあって、偉かったんです」と報告する

言うはやすし行うは難しですが、

これは一生使えるスキルなので親としても頑張りがいがあるかなと思います😅


ちなみに先日、保育園で個人面談があったのですが、

  • 園で喧嘩などのトラブルを起こすことが全くない
  • (前出のAくんから)特に好かれている

との評価をいただき、安堵しました🥲

ちなみに今回の件については、

個人的に、Aくんが抱えるストレスが痛いほどよくわかったので(近々海外移住しようとしている身としてはAくんの姿が将来のわが子と重なって見えてしまい😢)

「ママは、Aくんがどれだけ難しいチャレンジをしているか理解しているし、Aくんのことを尊敬すらしている」

という考えを、伝えていました。

Aくんに噛まれていたのは息子だけではないので、どうやら中にはAくんのことを嫌がってしまうお友だちもいるようですが・・・

人間はそれぞれ色んな事情を抱えているものだから、たった1つの側面だけ見てジャッジするもんじゃないよ

というスタンスが、子どもたちに伝わっていたら嬉しいなぁ・・・と思う次第です。