妊娠中に、強烈な下痢で病院へ行った話【解決済み】

ここ数日、下痢っぽいです。生モノは避けていましたし心当たりはないのですが、病院に行ってもいいですか?妊婦だと、薬は処方してもらえないですよね?

こんなお腹のトラブルの解決方法を調べてみました。

 本記事の内容

筆者は妊娠6ヶ月後半に、心当たりのない猛烈な下痢に悩まされました。コロナが心配でなかなか病院に行く気持ちにならなかったのですが、結果、受診して大正解でした!詳しく解説しますね。

妊娠中の下痢の原因

そもそも、妊娠中の下痢はよくあることです。でも、下痢をしたからといってその原因が妊娠にあるとは限りません。

妊娠中の下痢の原因には大きく2タイプあります。

妊娠と関係ない下痢
  • ウイルス
  • バクテリア
  • 胃腸の風邪
  • 腸内の寄生虫(←トキソプラズマはこれです)
  • 食中毒
  • 服薬している薬
  • その他、特定の疾患(過敏性腸症候群、クローン病、セリアック病、潰瘍性大腸炎など)

胎児の成長に影響を及ぼしたり流産・死産の原因になったりする寄生虫・菌が身体にいるというサインかもしれないので、「生焼けの肉を食べた」や「生モノを食べた」など心当たりのある場合はすぐ病院に行きましょう。基本的に内科・消化器内科を受診することになりますが、まず最初に産科に電話で相談するのはアリです。

妊娠に関連した下痢
  • 食生活の変化
  • 食物過敏症
  • マタニティ用サプリ(ビタミン剤など)
  • ホルモンバランスの変化

食物過敏症とは、妊娠する前は特になんともなかった食材なのに、ガス・胃腸の不調・下痢の原因になってしまうこと。

妊娠中にビタミン剤を飲んでいるという妊婦さんもいると思いますが、こうしたサプリは赤ちゃんと妊婦さんの健康に良い一方で、胃の調子を崩したり下痢を引き起こしたりすることがあります。

ホルモンバランスの変化では、消化器系の働きが鈍くなることによりむしろ便秘が問題になることが一般的ではありますが、逆に消化器系が活発になりすぎて下痢になるケースもあります。

実は、下痢は妊娠後期に多くみられます。あなたの身体が陣痛に備えて準備をしているからという説もありますが、必ずしも陣痛が数日後に迫っているとは限らないので、心配しないでくださいね

妊娠中の下痢の治療法(実際に病院に行ってきました)

妊娠中は薬を飲みたくない・・・と受診をためらう妊婦さんも多いと思います。どうすればいいのか、調べてみました。

① 時間をおいてみる

実は、下痢はほとんどの場合数日で治ります。下痢の原因が食中毒、寄生虫、ウイルス、細菌によるものである場合は、このようなケースが多いです。水分補給を続けましょう。

ただし、生肉を食べた…など心当たりのある場合は、下痢が治っても赤ちゃんに影響が出るかもしれないので産科医に相談してください。

妊娠中、気をつけること①”取り返しがつかない”順に身近な感染症・菌を解説

服用している薬やサプリが下痢の原因なら、身体がそれに順応して下痢が止まることがあります。そうでない場合、処方したかかりつけ医に相談してください。

② 病院を受診する

1週間経っても下痢が治らない場合は(3〜4日とする専門家もいます)、医師の診察を受けてください。

実際に下痢で病院に行きました

筆者の場合、下痢が1週間続いたので内科を受診しました。受診の前日には、下痢のストレスからお腹が張ってしまい「早産になるかも!」と焦るくらい夜通し子宮が定期的に収縮していました・・・前駆陣痛並みの痛さでした。(ちなみに産科に電話すると、「下痢がウイルス性のものではないと判明するまで、受診しないで」と言われました。)

熱はなかったのですが、内科でもコロナ疑い患者として、クーラーの無い隔離スペースで待たされ、それで体調が悪化しました(笑。

聴診器を当てても特に問題なしということで、妊婦さんでも飲める薬を2種類処方してもらいました。

また、受診時には水分がとれないくらい下痢が悪化していたので、点滴もしてもらいました。

妊娠中でも飲める、下痢の薬

医師に相談せずに、市販の下痢止め薬を服用してはいけません。筆者は、

  • ミヤBM錠
  • レバミビド錠100mg

の2種類を処方してもらいました。下痢に直接効くのがミヤBM錠で、同時に悩まされていた胃痛に効くのがレバミビド錠です。ミヤBM錠は妊婦さんでも飲める薬ということで有名で、検索すると「飲んでいた」という方が結構したので安心しました。

妊娠中の薬については、こちらの記事で詳しく解説しています

妊娠中、気をつけること②うっかり、薬を飲んでしまったら&飲む意味のあるサプリ

下痢の症状を和らげる過ごし方

下痢を悪化させる食べ物を避ける

妊娠に関連した下痢
  • 高脂肪のもの
  • 揚げ物
  • 香辛料の多いもの
  • 牛乳や乳製品
  • 繊維質の食べ物

実際、筆者は下痢中も特に食生活を変えずに過ごしてました・・・。やっぱりヨーグルトとかおかゆとか、身体に優しいものをとるべきですね。

多めに水分補給をする

そもそも妊娠中は、そうでない時より多くの水分を必要とします。下痢をしてしまうと余計に水分が失われるわけで、あっという間に脱水症状になってしまいます。水やお茶の他に、ジュースやスープを飲んで失われた電解質、ビタミン、ミネラルの一部を補いましょう。

ちなみにあなたの赤ちゃんを守っている羊水は、3時間に1回中身が全部入れ替わるんですよ!源泉掛け流しスタイルで、赤ちゃんの健康を守ってくれています。水分を多めにとるのは、母子の健康のために必須ですね。

病院を受診すべきタイミング

筆者のように下痢が1週間と長引くと、脱水症状を起こすことがあります。重度の脱水症は、妊娠合併症を引き起こすので注意が必要です。

脱水症状のサイン
  • 濃い黄色のおしっこ
  • 口腔内が乾いてネバネバする
  • 喉が渇く
  • おしっこの量が減る
  • 頭痛
  • めまい
  • ふらつき

筆者は、濃い黄色のおしっこが出始めたので「ヤバイ」と思ってその日に受診しました。病院で点滴をして、開始30分で生き返るような心地がしたので受診してよかったです!

ちなみに下痢状態に関わらず毎日2.3リットル以上の水を飲むことで、妊娠中の脱水症状を防ぐことができます

筆者は処方された「ミヤBM錠」のおかげで、1週間の苦悩が嘘のように2日以内に下痢が治りました。薬は1週間分出されていたものの、5日目にはやめてしまいましたが再発はありません。受診して本当によかったです。

下痢に悩まされているあなた!2〜3日待っても治らなければ、早めに受診を検討しましょうね。お大事にどうぞ!