乳幼児期の自然体験

わが家は、子どもたちが自然に触れる機会を大切にしています。

経験上、靴を履いて自由に歩き回れるようになれば、親も子も無理なく自然体験デビューできます。

わが家の子どもたちが1〜3歳の間に、体験したことをまとめました。

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[ご近所編] 雨や草花に親しむ、身近な自然体験

水たまりで遊ぶ

「汚れるから駄目」と叱らずとも、赤ちゃんは「靴や靴下がグショグショになると、気持ち悪い」と自ら学ぶようです。この日心ゆくまで遊ばせたら、2度と運動靴のまま水たまりに入っていくことはありませんでした。

水たまり遊びが好きな子に読ませてあげたい絵本

子どもは、水たまり遊びが好きみたいです。

いま1歳半の娘は、この絵本が大のお気に入り。

雨に濡れる

ゲリラ豪雨が降ったら、自然体験のチャンス!

日本語は、雨を表現する言葉が豊かです。

「大粒の雨が、ザーザー降ってるね」

「地面にたたきつけるように降ってるね」

「シトシト降ってるね」

一緒に同じ雨を見て、感じることで、息子は豊かな語彙を身につけていきました。

雨ふりの日に読ませてあげたい絵本

雨に関連する絵本はたくさん良書がありますが、ひとまずわが家のお気に入りを。計5冊、横にスクロールすると見られます。

雑草を摘んでみる

草花を見ると触ってみたくなるのは健全な好奇心なので、公園や側道に生えている雑草は積極的に触らせています。

保育園では毎日お散歩に出ていますが、毎回草花に親しめるわけではないので、保育園の帰り道(なんと3キロもありますw)が自然観察タイムです。

わが家にも図鑑はありますが、1〜3歳のうちは図鑑よりも、実体験から知識を得るようです。図鑑は、主に親が読んで知識を補強するのに使用しています。(草花の名前を記憶するのは、3歳以上です)

経験上、発語が20語以上になれば、「摘んでいい草花(雑草)」と「触ってはいけない草花(花壇や、他人の家の植栽)」の区別がつくようです。

普段、雑草を心ゆくまで摘ませることで、ここぞという場面(植物園など)では親が注意せずとも草花に触らないでいてくれるのは思わぬ効果です。

[お出かけ編] 安全な場所で、里山の自然に親しむ

自然観察のできる公園・庭園へお出かけ

国や都道府県が管理している公園・庭園は、有料(といっても数百円!)のため管理が行き届いています。

筆者は、ワンオペで終日子どもたち(3歳・1歳)を遊ばせなければならなくなったら、まず有料の公園・庭園をあたります。

わが家のお気に入りは、新宿御苑。

「母と子の森」という、里山をそのまま持ってきたような森では、新宿とは思えぬ静寂の中、動植物を観察したり、小川の飛石を渡ったりできます。

泥んこ遊び・火をつかった遊びができるプレイパーク(冒険遊び場)へ行く

筆者は幼少期、空き地で「秘密基地」を建設する遊びを何ヶ月もかけて楽しんだことを、昨日のことのように思い出します。年齢の異なる近所の子たちと、スコップで土を掘り起こしたり、資材を集めてきたりする経験は格別でした。

プレイパーク(冒険遊び場)では、まさにこんな「秘密基地」づくりも楽しめます。

遊び方に制限がない、自由な遊びが許される、現代には貴重な施設です。

(お近くのプレイパークを探すには、記事末尾のリンクから)

[アクティビティ編] くだものの収穫・農作業体験に参加する

旬のくだものを収穫する

くだものの収穫体験は、わが家のお気に入りのアクティビティのひとつです。

今年のGWには、シーズン終了間近のいちご狩りに出かけました。

出かける前に、絵本で予習をします。

生育状況をゆっくり観察するために、食べ放題(時間制限あり)ではなく、詰んだ分だけ買い取る方式の果樹園を選びました。

わざわざ果樹園に出向くメリットは、市場には出回らない状態のものを食べられること。

「赤くなる前のいちごはどんな味がするのかな?」とあえてまだ白い実を摘んでみることで、美味しいいちごの見分け方へと話題が広がります。

農作業体験をする

筆者自身も、幼いころの農作業体験はずーっと記憶に残っています。

自分で収穫したラディッシュの美味しさ、種から育てた大根でつくったタクアンの食感。「間引き」に、心を引き裂かれる思いがしたこと。ジャガイモを地面から掘り起こすときの感触まで、20余年以上経っても鮮やかに思い出せます。

わが家がお世話になっているのが、東京都あきる野市にある東京地球農園さん。(じゃらん経由で予約できるので、便利です)

普段、息子は葉物野菜を食べてくれないのですが、自分で収穫したサニーレタスは喜んで食べていました。

帰宅してからの「復習」に役立つのが、こちらの2冊。

レンタル畑・レンタル田んぼも魅力的ですが、1〜3歳は真夏の暑い時期のお世話が難しいので、しばらくは都合の良いときだけ1日農作業体験を楽しもうと思います。

(※追記)3歳半ごろから、ベランダでのプランター栽培にも挑戦しています。

この記事で紹介した書籍や体験スポットの案内

自然体験と、あわせて読みたい絵本

この記事で取り上げた絵本を、年齢別に一覧にしました。(タップすると開きます)

おさんぽ おさんぽ(ひろのたかこ、福音館書店)

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あめかな!(U.G.サトー、福音館書店)

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ぞうくんのあめふりさんぽ(なかのひろたか、福音館書店)

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はっぱのおうち(征矢清、福音館書店)

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いちご(平山和子、福音館書店)

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やさいのおなか(きうちかつ、福音館書店)

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雨、あめ(ピーター・スピアー、評論社)

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あめのひ(ユリー・シュルヴィッツ、福音館書店)

かばくんのふね(岸田衿子、福音館書店)

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たべられるしょくぶつ(森谷憲、福音館書店)

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近くのお出かけスポットを探す

参考:東京都にある有料の公園・庭園の情報

プレイパーク(冒険遊び場)の情報