
新生児育児中です。母乳が足りないのでミルクを足しているのですが、1日にどれくらい飲ませていいのかわかりません。たまに吐くので、飲ませすぎているのかも?適量を教えてください。
筆者は、新生児期にミルクを飲ませすぎるという失敗をしました。
自身の新生児期の育児記録をもとに、ミルク量にまつわる疑問・トラブルを解決していきます。栄養学的な内容については、厚労省のガイドラインを参考にしました。
記事で紹介されている商品を購入すると、売上の一部がロジカル育児に還元されることがあります🌱
新生児のミルク量の考え方と計算方法🍼(計算ツールをつかおう)

赤ちゃんの体重に合った、ミルク量のアドバイスが出る計算ツールをつくりました👍
体重を入力して、ボタンを押してみてください。
※1kgあたり150mlで計算。算出根拠→「くらしげ小児科」1)赤ちゃんの哺乳量と体重増加
筆者の子どもも、ミルクを飲みたがらず日中の授乳時間が5時間以上空いてしまう日もありましたが、そういう時はたいてい便秘気味でした🚽
うんちが出ると、その後は猛烈にミルクを飲むのです。
2~3日の平均でみると適切な量飲めているので、心配要りませんでした😊
。.。:+* ゚ ゜Sponsored Link゜゚ *+:。.。
【失敗談】わたしの授乳記録(生後1週目~4週目)

混合育児なので母乳も含みますが、内訳は母乳2:ミルク8のつもりでご覧ください。
出生体重は3,100gです。入院期間中減って、おおよそ出生体重に戻って退院しました。
- 生後1日目:50 ml
- 生後2日目:115 ml
- 生後3日目:175 ml
- 生後4日目:260 ml
- 生後5日目:320 ml
- 生後6日目:470 ml
- 生後7日目:530 ml
生後1週目の1回の哺乳量は、10ml×日齢が基本です。
つまり生後1日目なら、10×1=10mlを1日に8回飲むのが理想的📝
しかし赤ちゃんは機械ではないので、飲んだり飲まなかったりして普通です🙆

体重は3,100gでスタート。週終わりには、3,500gまで増えました。(57g/日増なのでかなり太り気味😅)
- 生後8日目:610 ml
- 生後9日目:570 ml
- 生後10日目:640 ml
- 生後11日目:560 ml
- 生後12日目:590 ml
- 生後13日目:540 ml
- 生後14日目:680 ml
この頃は、体重1kgあたり100~200ml(平均は150ml)のミルクが必要です。体重3.1kgなので465mlが平均的なミルクの量でした。かなりオーバーして飲ませていましたね。
口寂しくて泣いているのを空腹と判断してガンガン飲ませてしまった結果です。
この頃、おしゃぶりの購入を検討し始めました💧

体重は3,500gでスタート。週終わりには、3,750gまで増えました。(36g/日増ですね。若干、増え方が緩くなりました👏)
- 生後15日目:650 ml
- 生後16日目:720 ml
- 生後17日目:600 ml
- 生後18日目:670 ml
- 生後19日目:510 ml
- 生後20日目:630 ml
- 生後21日目:610 ml
この週に、母乳外来に行きました。
自宅にベビースケールがなかったばっかりに、5,000円も払って助産師さんに相談してきましたよ!控えめに言ってバカですね😑😑
母乳は左右15分ずつの授乳で、40mlでした。

体重は3,750gでスタート。週終わりには、4,200gまで増えました。(なんと64g/日増のペース!増えすぎ😂おそらく自分が思う以上に母乳が出ていたにも関わらず、ミルクを飲ませすぎたのが原因かと。)
- 生後22日目:700 ml
- 生後23日目:610 ml
- 生後24日目:700 ml
- 生後25日目:660 ml
- 生後26日目:620 ml
- 生後27日目:690 ml
- 生後28日目:540 ml
ちなみに1ヶ月健診では、体重については特段注意されませんでした。
またこの頃、おしゃぶりを導入したので本当に空腹の時以外はおしゃぶりで満足してくれるようになり、生後1ヶ月からは体重増加のペースはグッと落ち着きました。
👇わが家は1人目も2人目も、NUK(ヌーク)でした。こんな可愛い柄はなかったけれど😂🐧
我が家は今思えばミルクのあげすぎだったなぁと反省はするのですが、もちろん健康に害はなく😌
わが家で困ったことと言えば、洋服のサイズアウトが高速だったことや、歩くようになって体重が一気に減るとママ友から「ちゃんと食べさせてる😲?」とイジられたことくらい…💦
とはいえ、適量を授乳できるに越したことはないので2人目のときはベビースケールをレンタル。授乳量をコントロールすることに成功しました👍

混合なら、ベビースケールで母乳量を計らないとダメ🙅ですね… 。「足りてるか、足りてないか」なんて、2児を育ててもわからず仕舞いです😢
混合育児のミルク量はずばり、この2つの情報がなければ正しい数値を判断することができません。
- 赤ちゃんの正確な体重
- 母乳が1回の授乳で何ml出ているか(左右でも出方が違います、時間帯でも変わります)
案外、この重要な2つの情報を知らないまま
「もうちょっとミルクを足したほうがいい?」など日夜悩んでは検索しまくり、結局1ヶ月健診で「体重が減っている」と指摘され愕然😨😭🥹
筆者がまさにそのパターンだったので言いますが、はっきり言って無駄です。

最初の1ヶ月くらいでだいたい5分授乳すればこれくらい…みたいな感覚は掴めてくるので、正直30日間のレンタルで問題ないと思います👍👍
(1ヶ月健診以降は健診がしばらくないので、あったらあったで便利でしたが)
面倒でも、授乳の悩みが解消するまでは毎回ベビースケール🥹🥹🥹
「この子は◯◯ml飲んだら、◯◯グラムくらい体重が増えるんだなぁ」と把握できたら、自信をもって「足りている」「足りていない」と判断できます。
精神衛生上とても快適でした👍😊
産院には1g〜2g単位のベビースケールがありますので、最初の1週間はそれを使います。
退院後すぐ~生後2週間までは微妙な時期で、自宅でも1g単位で計れるものがあると便利です。生後2週間後半~3週以降に関しては、1日の哺乳量が増えてくるので5g以下は誤差の範囲になってきます。
今は便利で、なんと楽天市場でレンタルできます🎉🎉🎉(筆者の頃はなかったので、地場のレンタル業者を使いました)
楽天市場では1ヶ月のレンタル料が3,300円〜が相場のよう。ただし、送料無料と表示されていても返却時の送料はかかることが多いので要注意です🚨
👆リンクの商品は、【往復送料無料】で3ヶ月借りられるならコスパ良いと思ってご紹介しました。在庫切れなどあると思うので、各ショップ比較してみてください。
長めに使いたい、2人目の予定がある…などで購入したほうがコスパよくなる人も👇

。.。:+* ゚ ゜Sponsored Link゜゚ *+:。.。
新生児のミルク量にまつわるトラブル解決策(体重の増減・吐く)💪
50g以上増えた日がたった1日なら問題ないですが、2日以上連続してしまうと問題です。
母乳育児なら20g/日(1ヶ月健診で出生体重+600g)、ミルク育児なら30g/日(1ヶ月健診で出生体重+900g)の増加が平均的な増え方とされています📝
これも1日1日の数値に一喜一憂するのではなく、3~4日の平均で判断するようにしましょう。(お通じの状況にもよって変わるので🚽)
ただ、ミルクを飲みすぎると言ったって赤ちゃんの胃の容量にも限界がありますし、そんなに心配しなくて大丈夫です。
というのも、これは個人的な経験からですが、小児科医が気にするのは体重が増えない方のトラブルであって、多少の問題は「まぁ体重が増えているなら大丈夫ですね👍」とスルーされることが極めて多いです。😂😂
母乳量をしっかり計測して、ミルクも適切な量を足しているにも関わらず(←この2つ重要)
15g/日以下しか増えていない場合は、栄養の吸収状態に何らかの問題があるかもしれないので、3~4日様子を見て状況が変わらないようであれば医師・助産師に相談します。
完ミの場合は、20g/日以下でも相談してしまってOKです。
ちなみに1ヶ月健診でチェックされるラインは、次の通り👇
1か月健診では、出生時からではなく産科施設退院時からの体重増加を計算する。
1 日の平均体重増加量が 25g 未満であれば、母乳やミルクの回数、授乳の時間が十分か、抱き方含ませ方は適切か等を評価する。必要に応じ、授乳方法や人工乳の追加等について指導した上で、再度体重を測定するようにする。
授乳・離乳の支援ガイド「授乳・離乳の支援ガイド」改定に関する研究会(厚生労働省HPより)
基本的に、赤ちゃんのことは医師・助産師に気になったら即相談で何も問題ないです😊
「こんなこと聞いて、迷惑じゃないかな?」とか思うヒマがあったら電話でもなんでもして聞いて大丈夫です。そのための、専門家たちなのです👍
体重増加が目安の範囲内で、赤ちゃんが元気そうなら問題ないです。
赤ちゃんは、本当によく吐きます。
ミルクを一度も吐き戻さない赤ちゃんとか、多分いないと思います。
筆者の子どもは特に吐き戻しの多い子でした。壮絶な吐き戻し記録は別の記事にまとめてあります🤮🤮

ちなみに吐き方にも色んな種類があるのでまとめると
- サラサラしたミルクそのもの→問題ないです
- 授乳後時間が経ってから出る、ヨーグルト状のもの→問題ないです
- 🚨胃液の匂いが強烈な、大人と同じような吐瀉物→(意識がしっかりしていても)病院に電話してOK
- 🚨(生後3~4週から)授乳の度に、ミルクをそのまま噴水のように吐く→病院に相談しよう
3つ目は風邪などのトラブルが疑われるので、念のために相談。
4つ目は肥厚性幽門狭窄症(ひこうせいゆうもんきょうさくしょう)という、胃の出口がせまくなる病気が疑われます。ただし手術を要するようなケースは年間0.1~0.2%と、とてもレアな病気です。男の子のほうがなりやすく、女の子の5倍の発症率だそうです。(*根拠:MSDマニュアル「肥厚性幽門狭窄症」)
よく噴水のように吐く、という比喩が使われますが、実際の映像を見た感想で言うと、確かに水鉄砲をプシャーと噴射するようなそんな感じでした。明らかに、普通じゃないな、とわかります。
当サイトでは完ミ・混合育児に役立つ情報を発信しています👇
。.。:+* ゚ ゜Sponsored Link゜゚ *+:。.。