
今月も、季節の童謡のプレイリストをください🎵
わが家で3月に歌ったり、かけ流したりする童謡をご紹介します。
幼い頃歌った童謡は、一生記憶に残ります🥰 童謡を歌うのに理由なんていりませんが、あえて親子で童謡を歌うメリットをあげるなら
- 日本人なら誰でも知っている教養を身につけられる(=アイデンティティの形成)
- 古典文法や文語に親しむ(=語彙が増える&読解力アップ)
- 日本語に独特の言葉のリズムを体得する(=音読が得意になる)
(息子の園がまさにそうなのですが)「みんなで一斉に何かしましょう」という旧時代的な保育をやめた結果、童謡を歌ったり練習したりする機会が一切ないまま卒園をむかえる…という保育園・プリスクールは存在します😱
そんなわけで、わが家では、家庭で童謡にふれる機会を大切にしています🤗
3月の童謡かけ流しプレイリイスト(Spotify)
無料で聴ける、Spotifyのプレイリストはこちら👇
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【3月】童謡について知っておきたい、お父さん・お母さんの教養
「あかりをつけましょ ぼんぼりに」から始まるこの歌、歌詞が4番まであります。全部おぼえていますか😋?
作詞のサトウハチローは他にも「ちいさい秋みつけた」などの童謡、「リンゴの唄」などの歌謡曲を書いています。
おさえておきたいワード
- ぼんぼり
- 屏風
- 召された(飲んだ、の意味)
- 官女
- 右大臣
- やよい
「はるがきた はるがきた どこにきた」で始まるこの童謡は、1910年に発表。3番まであります。
春、花、鳥という言葉が繰り返され、おぼえやすいです。歌詞はすべて「は、る、が、き、た」のように5音だけで構成されており、日本語に特有のリズムに自然と親しむことができます。
作詞作曲は、岡野貞一、高野辰之。このあとご紹介する「春の小川」もこのペアによる楽曲です。
「さいた さいた チューリップの花が」の歌い出しで始まるこの童謡は、1932年に発表。3・3・7音という、日本語のリズムが魅力です。
ちなみにチューリップはユリ科。球根ができるところや、ネギのようなシュッとした葉っぱが特徴。タマネギもユリ科の植物です。中学受験の理科では、こういうことも勉強します📖
乳幼児期からなるべく季節の植物に親しむことで、理科で無双できるようになりますよ🥰
「春の小川は さらさら行くよ」の歌い出しで始まるこの童謡は、1912年に発表。作詞作曲は「春が来た」(1910年)の岡野貞一、高野辰之ペアです。歌詞はすべて「は、る、の、お、が、わ、は」のように7音だけで構成されており、2番まであります。
この「春の小川」とは、現在の代々木付近を流れていた河骨川(こうほねがわ。河骨とは、スイレン科の黄色い花のこと)を歌っていたとされています。当時はめだかが泳ぎ、スミレやレンゲが生えていたそうですが、1960年代には生活排水の悪臭が問題となり蓋がされ、いまは下水道になっています。
「ちょうちょう ちょうちょう 菜の葉にとまれ」の歌詞で親しまれているこの童謡は、1881年発表。歴史があります。
明治時代になり「小学校で音楽を科目として教えよう」と決まったのですが、当時は音楽の先生もいなければ、適切な教材もありませんでした。そこで役人はアメリカに行って、現地の教育体制を学ぶことにしました。
その時、持って帰ってきたのが「ちょうちょう」「蛍の光」などの歌です。欧米では全く異なる歌詞で親しまれていた曲のメロディだけを拝借して、日本語の歌詞をつけ、発表したのでした。
おさえておきたい表現
- 菜の葉
- 飽いたら(飽きたら)
- 遊べや、とまれ(〜や、の表現)
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