
3月に、ぴったりの絵本を教えてください

そんなわが家で1歳・2歳でむかえた3月によく読んだ、季節の絵本を7冊ご紹介します。【3歳児・4歳児・5歳児の絵本はこちら】
ねらいは、
- 春の野に咲く草花に親しむ
- 春の明るい雰囲気を共有する
- 淡く柔らかな色彩に親しむ
絵本は知識をつけるために読むものではありませんが、読書の経験と外遊びの経験(実際に戸外で咲く草花を観察するなど)が結びついて、豊かな子ども時代を育んでくれます🥰
乳幼児時代の経験は、小学校に上がると理科や国語で強力なアドバンテージとなって子どもを助けてくれます👍 (私自身が、そうでした🥰)
記事で紹介されている商品を購入すると、売上の一部がロジカル育児に還元されることがあります🌱
身近な、春の自然に親しむ絵本

終盤ようやく食べ頃になり、お皿いっぱいに入ったいちご。こんなにたくさん食べてみたい!
表面は少し濡れていて。直接描かれてはいませんが、いちごを洗って盛り付けた、家族の気配が温かい🥰わが家の蔵書の中でも、最上級に優れた絵本です💓

3月下旬に一斉に咲いて、ひと雨降ればみんな散ってしまう、さくら。
開花の時期に町を歩けば、「あら?この木、さくらだったのね」と驚くこともしばしば😳1年中そこにあったはずなのに、花の時期以外は存在感がまるでないのです。
でも、この絵本を読んだあとは、木々を見つめる眼差しが変わります…!(センスオブワンダー👏

娘が1歳のとき「吹いてごらん」と綿毛を渡したら、そのままパクッと食べてしまってパニックに!思い返すたびクスリとする、春の記憶です。
ページをめくりながら「たんぽぽだね。黄色いね、きれいだね」と話しながら、眺めます。バァーッとページをめくってしまっても大丈夫。たびたび手に取って話題にすることで、「春=たんぽぽ」という季節感が養われます。
絵本を読んで、「つくしはどこにあるの?」と探しに行くことに🚗
東京でも大きな川の土手に行けば、たくさん自生しています!(江戸川とか多摩川の、日当たりのいい場所を探してくださいね)
摘んだつくしは天ぷらに!一生忘れない春の思い出になりますよ。
作者の甲斐信枝さんは、植物のイラストを描くとき、野の草花の前に1日中這いつくばって観察したそう。子どもに媚びない緻密なイラストには、自然への畏怖すらおぼえます🙏
(月刊絵本のため、どこも品切れで新規購入できません。図書館で探してみてください)
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春の行事・文化に親しむ絵本
うさぎのピッキーとポッキーが、もぐらのふうちゃんと一緒にお花見へ出かけます。
幼い頃大好きだった記憶があるので、5〜6歳になっても読んでいたと思います。娘には、2語文が出たあたり(1歳3ヶ月)から読みきかせています。
「すかんぽのはっぱ」でする歯磨き、「れんげのサンドイッチ」、竹筒の水筒に入った「きのみのジュース」。初めて耳にする言葉に、「わたしもやってみたい!」「どんな味がするんだろう?」とワクワクが止まりません。
子どもは新しい言葉を、おままごとなどごっこ遊びを通して「自分のもの」にしていきます。その場面に立ち会えると、心が揺さぶられます🥹🥹🥹
うららかな春の日に、3びきのねずみたちがうちの大掃除をします。戸外に家財を出していると、通りかかったご近所さんが褒めてくれました。気前のよいねずみたちは、褒められた家具を譲ってあげます。
しかしご近所さんは何組もやってきます。譲り続けるうち…とうとう家の中は空っぽに!
ストーリー性のある絵本なので、3語文が出てきたあたりから長く楽しめます。私も幼い頃、3びきのねずみたちのシリーズ(全部で4冊)は5〜6歳まで読んでいた記憶があります🫶
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🎁1歳児・2歳児に科学絵本を読み聞かせることの意味
今回ご紹介した7冊は、でてくる語彙や文章のレベルでいえば対象年齢は3〜4歳以上でしょうか。(「いちご」だけは0歳から読めます)
1歳児・2歳児は、ページをどんどんめくっていってしまうものですし、絵本を自ら手に取らなくても正常です😌
それでもこのような科学絵本を早くから自宅においておくことの意義は👇
- 両親の自然科学への関心・知識をやしなう🔎(戸外で草花を一緒に見るとき、子どもにかける言葉のレベルが上がります✨)
- 「春」と聞いて日本人なら誰でもイメージするモノや色(=日本人としてのアイデンティティ)を共有できる🌸
- 自然科学を身近なものだと感じられる🍃
乳幼児期から自然に出会って感動する経験を積んでおけば、小学校に上がって生活科・理科の授業になったときに、具体思考→抽象思考への移行がスムーズです😊
わが家で1〜3歳のころ大切にしていた、自然体験についてはこちら👇
外に出かけるのが楽しくなる季節ですね。
ご紹介した絵本が、3月をたっぷり楽しむ助けになれば幸いです。
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