
夕食の準備中など手が離せなくて、ついついテレビやYouTubeに頼ってしまいます。罪悪感はあるのですが、2歳児に静かにひとりで遊んでほしいなんて無理な話ですよね?
子どものひとり遊びにはパズルがおすすめ。
一度「パズルが好きな子」になってしまえば、2歳児でも30分~1時間はひとりで集中して遊びます(⇦我が子で実証済みです)。
わが家の3歳児は、ひとりでなら140ピース、親子一緒なら300ピースのパズルに取り組んでいます😊
記事で紹介されている商品を購入すると、売上の一部がロジカル育児に還元されることがあります🌱
【1歳後半から】はじめてのパズルはモンテッソーリ教具にもある「型はめパズル」が最適
手先が器用になる前は、つまみやすい「型はめパズル」で遊びます

モンテッソーリの教具にも、「型はめパズル」があります。
人間には「在るべきものを在るべき場所におさめたい」欲求があります。パズルのピースがピタッと合ったときに気持ちがいいのは、この欲求が満たされるからです。
そこで我が家が選んだのは、ボーネルンドのピックアップパズル。
乗り物好きのお子さんなら、エド・インターのパズルもおすすめです🙆。息子は電車好きなので、しばらく新幹線のピースだけ取り出して遊んでいましたが(笑。
お値段も手頃で、買い足し候補としても優秀です。
「型はめパズル」をパズルとして遊べるのは、1歳半を過ぎてから(個人差あり)

ピックアップパズル購入時息子は1歳5ヶ月。パズルとして遊ぶには、早すぎました。全部ひっくり返してしまったり、わざと口に入れたり・・・。でも小さなピースを摘んで、なんとかはめようとする意思は感じられました。
パズルとしてしっかり遊ぶようになったのは、1歳後半からです。
絵柄を見てパパパッとはめてしまえそうなものですが、子どもはどうやら形だけに注目しているようで、思いのほか苦戦します。特に難しいのが、時計・おひさま・ボールの3つ。

全て同じ丸なので、入りそうで入らない!とイライラしつつも、根気よく取り組んでいました。
「ピタッ」とはまった瞬間に立ち会い、一緒に喜んであげる→ひとりでも安心して遊べる子になる
パズルが好きになるポイントは、「ピタッとハマってきもちい!」をたくさん体験すること。難しそうだったら、「惜しい!こっちじゃない?」とかヒントを出しまくり、ピタッとハマったら「やったあ!」「ピッタリはまると気持ちいねぇ」など声をかけます。
お子さんが達成感を感じた瞬間に立ち会って一緒に喜んであげることで、この後ひとりで安心して遊べるようになります。
ちなみに遅くとも2歳4ヶ月までには、「型はめパズル」は簡単にできるようになります。お子さんが2歳3ヶ月以上だったら、次のステップのパズルからスタートするのをおすすめします。
ちなみに現在我が家では、0歳児の下の子が主にペグを摘んで遊んでいますがバラバラに崩してしまったのを元に戻すのは、もうすぐ3歳になる息子の仕事。お片付けが知育になっています。また、お店やさんごっこの商品としてパーツのみを使用することもあるので、意外と長く使えます。
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【2歳のお誕生日から】ジグゾーパズルは2ピースから始めて、2歳半には12ピースまでチャレンジしよう
どんなお子さんにも「ちょうどいいレベル」のパズルが揃う、ラベンスバーガー社の豊富なラインナップ

2歳のお誕生日からは、いよいよ紙のジグゾーパズルにチャレンジです。
これまで6社のパズルを試してきた我が家のダントツおすすめは、ドイツ・ラベンスバーガー社のパズル。
簡単すぎると、もうそのパズルから何も新しい発見が得られないので遊んでくれませんし、難し過ぎるとイライラしてやはり遊んでくれません。
「ちょっと頑張ればできる」くらいのレベル感が脳の発達にベストですが、ラベンスバーガー社のパズルはピース数ごとにラインナップが豊富なので、どんなお子さんでも「ちょうどいいレベル」の作品に出会えます。
製品自体とても丈夫ですし、本当におすすめです。
マイファースト・パズル
友人のお子さんの2歳のお誕生日に贈りました。2・4・6・8ピースの計4作品が1箱に入っているのでお得です。「うちの子、どれくらいのピースまでできるのかわからない」という場合でも、どれか1つはヒットするので失敗しません。ちなみに8ピースまでできるようになったら、4作品全てのピースをごちゃ混ぜにすると、一気に難易度が上がり、2度楽しめます。
12ピース
マイファーストパズルを難なくクリアできるようになったら、12ピースのパズルに挑戦しましょう。ラベンスバーガー社の12ピースパズルは、1箱に2作品入っていてお得です。レベルアップしたい時は、15ピースの作品もあります。

いきなり12ピースに挑むのは難しいので、最初はほとんど完成させた状態で渡して、残り3ピースをはめたら完成!というように難易度を下げてからトライすると食いつきがいいです。
次第に、自分でゼロから取り組むようになります。こうなれば、しめたものです。完成させてはまた崩し・・・、を何度も繰り返す、集中力の高い「パズルっ子」の誕生です!
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【2歳8ヶ月から】好きな柄なら24ピースパズルにも挑戦できる頃です。集中時間は1時間にも!

これまでパズルに親しんできた子なら、この頃には24ピースのパズルにも挑戦できるようになっているでしょう。(2歳半を過ぎて初めてジグゾーパズルに取り組むなら、やはり12~15ピースから始めて、成功体験をたくさん積んでからステップアップすることを推奨します。)
チャレンジ成功の秘訣は、本人の好きな図柄に取り組むこと。
我が家の息子は無類の電車好きなので、こちらの作品を愛用しています。
2歳9ヶ月頃に24ピースのパズルを購入したのですが、初めは苦戦しました。早く完成した電車の絵をみたいばかりに「ママがやって!」と手伝いを求めまくり、主体性はどこへやら。しかしひとしきり図柄を見て楽しんだ後は、自ら24ピースにアタックし始めました。
最初は完成まで30分以上かけていましたが、2ヶ月間毎日遊び続けた今ではものの4分で完成させてしまいます。しかし、何度も崩してはまた組み立てるので、30分、いや1時間もひとりで静かに遊んでいることも・・・。あまりにも静かなので、「倒れているのかな?」と家事をする手を止めて様子を見に行ったこともあるほどです(笑。

2歳11ヶ月には、4歳以上対象の40ピースの作品にもチャレンジしました。
最初は「ママやって」が多かったですが、好きな絵柄を完成させたい気持ちが優ってあっという間にマスターしました。
ちなみに簡単なパズルは一度卒業するともう遊ばなくなるかというと意外とそんなことはなく、今でも12ピースのパズルを出してきて遊ぶことはあります。サッサと完成できそうなものなのに、わざとゆっくりピースがぴたりとハマるのを味わうようにはめている姿を見ると、息子なりのメディテーション(瞑想)なのかな?とも思います😅
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まとめ

息子がパズルに親しむようになって、我が家の育児はグンと楽になりました。
「お腹すいた!早く食べたい!」と夕飯の前に騒ぎ始めたら、「ダイニングに座って待っていてね」とポンとパズルを渡せば、じっと配膳を待ってくれます。またワンオペで下の子を沐浴させるときなど、それまで風呂場にやってきてはちょっかいを出していたのが、「パズルやって待ってる」とひとりでリビングで遊んでいられるように。親にとってこんなにありがたいことはありません。
パズルを与えるだけですぐ魔法のように集中力が生まれるわけではありませんが、以下のポイントを抑えつつ遊び方を示してあげれば、みるみるパズルの虜になるでしょう。
1歳半からはピックアップパズル、2歳のお誕生日ごろからはラベンスバーガー社の「マイファースト・パズル」シリーズがちょうどいい難易度でおすすめです。詳しくは本文を振り返ってください。
パズルは数が増えても嵩張らないですし(箱から出して、100均のチャック付き袋に入れてください。一気に薄くなって、縦に収納できます)、いくつあってもいいですね。

幼稚園生、小学生になったら立体パズルや100ピース、300ピース超えの作品にもチャレンジできます。その頃には集中時間は数時間にも・・・何日雨の日が続いたって怖くないです(笑。
まだお子さんにパズルを与えたことがないという方、ぜひ今のうちにパズルと出逢わせてあげてください。
「うちの子意外と集中力あるかも!」とびっくりするかもしれませんよ。
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