完ミにしたいなら知っておきたい、完ミのメリット・デメリット

完ミにしたいですが、踏み切れません。完ミのメリットとデメリットを教えてください。

こんな疑問に答えます。

 本記事の内容

  • 完ミのメリット・デメリットがわかる
  • 1人目完ミ・2人目完母育ててわかった違い

筆者は生後3ヶ月で混合育児→完ミに切り替えました。確かに完ミには完ミなりの負担がありましたが、総じてミルク育児には大満足でした。2人目は完母で育ててみたので、完ミと完母の違いについても触れています。

完ミにしたいなら知っておきたい、完ミのメリット・デメリット

完ミのメリット

“自分だけの身体”に戻れる

好きな服が着られます、好きなものが好きなだけ飲めます、食べられます。体調不良の時は、気軽に市販薬に頼れます。

妊娠出産そして産後まで続く、身体の不調。完ミにすれば、そんなトラブルともおさらばです。もう身体の一部が強烈に痛んだり、熱をおびたりしません。

産前の、あの軽くて快適だったワタシに戻れます。

誰でも授乳ができる→夜通し眠れる & 預けやすい

旦那さんに夜間の授乳を頼めば、妊娠中期以来の「朝までぐっすり」を満喫できます。

土日の授乳もお願いしちゃえば、カフェでのんびりどころか、おひとり様旅行にだって行けちゃいます。(私は新生児期に「昼までぐっすり寝たいから」という理由で、夫に子守を頼んで近隣のホテルで療養したことがあります)

哺乳瓶&ミルクに慣れている赤ちゃんなら、第3者にも預けやすいです。休日は夫婦でデートに行きましょう。子ども中心の生活なんて送らなくていいのです、夫婦あっての子どもです。

完母でも哺乳瓶&搾母乳で預けることはできますが、何時間も授乳しないとおっぱいが張って痛いですよね・・・でも、完ミなら身体は自由です!

ミルクの成分は常に同じなので、体調不良になった時原因を特定しやすい

「授乳の度に赤ちゃんがのけぞって泣く!…おっぱいが美味しくないのかも。もしかしてあの時食べたもののせい??」など、無意味に悩む必要がなくなります

ちなみに、生まれてからずーっと同じメーカーのミルクを飲ませ続けても、離乳食開始時に”ミルク以外の味拒否”にはなりません。どうしても気になる場合は、たまに違うメーカーの粉ミルクを挟めばOKです。

飲む量が正確にわかる→授乳スケジュールが一定で、生活リズムが整いやすい

「赤ちゃんがいると予定なんて立てられない!」と言いますが、完ミっ子は違います。ミルクは授乳間隔が開きますので、機械のように正確に一定の時間になるとミルクを欲しがります。(逆に、授乳時刻以外に泣いていたら別の原因を疑えばいいのでスムーズです)

授乳と授乳の間が3時間以上開くので、ちょっとした外出ならミルクは荷物に入れなくても安心して外出できます。

赤ちゃんが泣く度に、周りから「おっぱいじゃない?」と押し付けられない

これ、完母で言われたらイラッとするランキング上位ですが、パパやおじいちゃん・おばあちゃんは1000%言っちゃうと思います。ご覚悟を。

完ミのデメリット

母乳じゃない

身も蓋もないですが、1番のデメリットはこれだと思います。

つまり、今後何かの研究で「母乳の中に、子どもの発達や免疫について著しく影響を及ぼす成分があった」というような決定的な発見された時に、母乳をあげてこなかったことについてのリスクを個人的に負う覚悟が必要です。

今は社会全体として母乳推進のムードですから、そのムードに逆行して完ミを選択するということは、自分の選択に自分で責任を持たなければいけない、ということ。まあ、大人なら当然ですね。

外出時、荷物が多い

宿泊旅行なんかする時は特に大変です。粉ミルクを缶ごと、哺乳瓶5~6本、消毒セット、予備の液体ミルクを持ち運ぶとバッグが簡単にパンパンになります。完母なら授乳ケープ1枚で終了です。

お湯だけは現地調達でした。

基本的に外出先に調乳ポットがあるかどうかは事前にこちらの無料アプリで確認していました。完ミ・混合ならDL必須ですね。

授乳室検索アプリ「ママパパマップ」

また子ども休憩室が無いような場所でも、お湯は調達することができます。例えば、タリーズやスタバなどで「ミルク用の熱湯をください」と言えば、マグに入れて無料でくれました。もちろん、レストランでも同じです。

公式的にそういうサービスをやっていなくても、「赤ちゃんのためなら何とかしてあげたい」と思ってくれる人は多いです。お湯がありそうなお店だったら、飲食店じゃなくても自分から声をかけてヘルプを出しましょう。みんな快く力になってくれます。

外出先で、高速でミルクをさます方法についてはこちらの記事をご覧ください。

【超時短ワザ】粉ミルクの作り方〜「夜だけミルク」にも使える爆速の調乳法

お金がかかる

粉ミルク代もそうですが、哺乳瓶や消毒セットにも地味にお金がかかりますね。ただ、粉ミルクをあげるのなんてせいぜい生後9ヶ月までです。そこからは安価なフォローアップミルク→牛乳へとシフトするのでそんなにかかりません

1年でも10万円くらいなんじゃないでしょうか。

完母にかかるお金(助産師外来・おっぱいマッサージ・乳頭保護クリーム・授乳ケープ・搾乳機・母乳フリーザーバッグ・お腹が空きがちなママの食費など)を考えたら、そこまで差は出ないと思います。

いちいち消毒が手間

これはその通りですね。調乳道具やキッチンは常に清潔に保つ必要がありますから、ズボラな人は完母にしたほうがいいかもしれません。

完母なら、おっぱい出して、飲み終わったらしまうだけです。

夜中、添い乳ができない

これも、その通りです。夜中泣かれると、起き上がってキッチンまで行って調乳しなければなりません。こちらの記事で「夜だけミルク」の方にも使える時短ライフハックを紹介していますので興味があればどうぞ。

【超時短ワザ】粉ミルクの作り方〜「夜だけミルク」にも使える爆速の調乳法

しかしいくら時短でラクとは言え、起き上がらずに終了する添い乳には負けます。

1人目完ミ⇨2人目完母。両方経験してわかったこと

1人目完ミだった筆者ですが、2人目は完母で育ててみることにしました。このサイトを運営していく上で、両方経験していれば良い情報が提供できるかなと思ったからです。

完母を経験してみて、完ミより優れていると思ったのは次の点です。(先程、完ミのデメリットとしてあげた事柄はのぞいています)

  • お茶や水を嫌がらないで飲んでくれる
    • 母乳は味が一定じゃないからでしょうか。粉ミルクにすっかり慣れてしまった完ミっ子は、ミルクを卒業した後も家では牛乳や豆乳などの白い飲み物しか飲まずにとても苦労しました。水やお茶を一切飲んでくれないので、カロリーや栄養の面で大変心配しました。お茶を嫌がらずに飲んでくれるようになったのは、なんと2歳後半になってからです!(しかも完母で育った下の子が、お茶をごくごく飲む姿を見てようやく…という経緯ですので、下の子がいなかったら未だにお茶拒否だったかもしれません。)
  • 体重が増えても、見た目がスッキリしている
    • 我が家の完ミっ子はミルク大好きで吐くまで飲む赤ちゃんだったので、ぷくぷく太って、全身がパンパンにふくらんでいました。完母の下の子は、同じように体重は重めですが、見た目はスッキリしています。(とはいえ健康上はどちらでも問題はないので、将来子どもが赤ちゃん時代の写真を見たときにどう感じるかという話だけです。)

あくまでたった2人の赤ちゃんの例ですが、筆者はこのように感じました。

恩恵もあった母乳育児ですが、生後4ヶ月に事情があって混合育児に変更することになりました。

2ヶ月ほど哺乳瓶を使わない間に、赤ちゃんが哺乳瓶拒否を起こしてしまったのです。

ちょうど産後の疲れが蓄積されてきた頃なのに、誰かに赤ちゃんを任せようと思っても任せられない・・・。疲労とストレスがピークになり、家族全員が悩みました。結局、産後ケア入院をして助産師さんに助けてもらうなど、大掛かりな取り組みをしてなんとか哺乳瓶拒否を克服。それなりの出費や負担があり、「もう母乳はまっぴらごめん」という気分になってしまいました。

そのうち離乳食が始まって、母乳かミルクかはどうでもよくなったので、そこからは粉ミルク1本でやっています。

哺乳瓶拒否については別の記事で詳しく書こうと思っていますが、まさかあんなに深刻で辛い経験をするとは思いませんでした。正直、1人目こそ完母で頑張って、上の子のお世話もある2人目こそミルクに頼ればよかったと自分の選択を後悔しました。

あくまで筆者1人の例ですが、参考になれば幸いです。

ご自身の事情を色々と考慮して、ベターな選択ができることをお祈りしています。

育児、辛いですよね。でも大丈夫、きっとだんだんラクになりますよ。

またサイトに遊びにきてください。お待ちしています。