積み木に25万円以上かけた|わが家がおすすめする積み木と選び方

積み木は、おもちゃの中で「主食」に位置づけられる、とても大切なもの。

子どものおもちゃにこれまで50万円以上つかった「おもちゃマニア」な筆者も、積み木選びにはめちゃくちゃこだわりました。(出費の半分、すなわち25万円は積み木が占めています😅)

数ヶ月にわたるリサーチを経て、最終的に選ばれたのはワクブロック(童具館)です。
ワクブロックを選んだ理由や、積み木遊びの作品例、ほかのおもちゃとの組み合わせ方についてまとめました。

わが家の子どもたちは積み木あそびが大好き!

積み木の教育効果はすごいので、(高かったけど)こだわってよかったなぁとつくづく感じています😊

記事で紹介されている商品を購入すると、売上の一部がロジカル育児に還元されることがあります🌱

積み木の選び方

わが家が積み木の購入を検討したのは、娘が生後10ヶ月、息子が2歳10ヶ月の頃でした。

それまで家にあったものは、頂き物のカタログギフトからテキトーに選んだ、どこのメーカーともわからぬ積み木w(しかも1ピースが小さくて、ほんとは赤ちゃんにあげちゃダメなやつでした…)

カラフルだし、いろんなかたちが入ってるし良さそう♪ と思ったのですが、息子は見向きもせず。積み木で遊んでこなかった息子は、1歳半健診でも、積み木を積んでくれませんでした。

3歳3ヶ月のとき、童具館の
ワクブロックを使用してひとりで創り上げた作品です。どの積み木を与えるかは、極めて重要だと心から思います。

有名メーカーの積み木、早わかりチャート

「積み木」とひと口にいっても、タイプは様々。よくインスタなどで見かける有名どころを中心に、特徴別にマッピングしました。

有名な積み木を、商品の特徴別にマトリックス上にまとめました。縦軸は「単一のかたち」か「複数のかたち
」か。横軸は、「カラー積み木」か
「白木の積み木」か。積み木の
選び方の基本です。

カラー積み木 vs 白木の積み木

息子の遊びを見ていると、子どもは見たて遊びの天才だとつくづく思います。

ある日レゴで遊んでいたとき、息子はブロックを何個かつなげたカラフルな建物を「東京タワーでーす!」といって、家族に見せてまわっていました。

そのとき気が付いたのですが、レゴはせっかくカラフルなのに、息子の作品には色が全く活かされていませんでした。同じ色のブロックがたくさんあって、なおかつ色別にわけて保管されていないと、子どもは色の違いを活かして遊ぶところまで至らないとわかりました。

そうとわかれば、中途半端にカラフルな積み木は、いたずらに作品にノイズを加えるだけ

わが家は「白木」の積み木を選ぶことに決めました。

カラー積み木は、基本となる積み木を買い揃えた後に、デコレーションや遊びの幅を広げるアイテムとして買い足そうと決めました。白木の積み木とカラー積み木は全く別物、というのがわが家の考えです
。

いろんなかたちの積み木 vs 同じかたちだけの積み木

筆者は、積み木あそびを通して、子どもたちにクリエイティビティ(創造力)や空間認識能力を育んでほしいと思っています。

そのためには、子どもが「こんなものをつくりたい」とひらめいたときに、それを表現できるだけの資材(=積み木)を用意してあげなければなりません。

建設現場をイメージするとわかるのですが、建物をつくるときに最も多く使われるのは角材です。丸や三角、多角形はデコレーションには使用しますが、骨組みには使いません。(有名な「カプラ」も、棒状の板だけです)

そこでわが家は、シンプルな立方体や直方体のみがたくさん入った積み木を最初に与えようと決めました。

面取りのある積み木 vs 面取りなしの積み木

「面取りなし」はわが家の積み木選びで、必須条件でした。

面取りとは、積み木のとがった部分や角を丸く削る加工のこと。
面取りされている積み木はやさしいフォルムで、赤ちゃんが舐めても安心とか、投げたり踏んだりしたときに怪我をしにくいというメリットがあります。一方で、大がかりな作品を作るには全体の統一感を損ねてしまうほか、安定しづらいというデメリットもあるのです。ワクブロックは、面取りなしの積み木です。

面取りされていない積み木を2つ並べると、まるで吸いつくように、隙間なくピタリと合います。

童具館のスタッフさんに積み木選びの相談をしたとき、

幼い子どもも、積み木がピタリとくっつく気持ちよさを感じる。接合面を指でなでるようにして、隙間なく合わさったことを確かめる姿が見られる」

というお話を聞きました。

その時は話半分で聞いていたのですが、息子も3歳4ヶ月頃から、積み木を隙間なく並べることにこだわり始め、本当に接触面を指でなでたのでびっくりしました。(プロの観察力はすごい…!😲)

基尺(きしゃく)の種類

これまでに、

白木 × 同じかたちだけ × 面取りなし

に、条件が定まりました。

この条件に当てはまる積み木はいくつかあって、それぞれ商品によって、積み木1ピースのサイズが微妙に異なります。この積み木1ピースの基本となるサイズを、基尺といいます。

基尺が問題になるのは、異なるメーカーの積み木やおもちゃと組み合わせて遊ぶときです。

(👇タップすると、記事末尾のグリムス紹介欄にジャンプできます)

ワクブロックは4.5cm基尺。他のメーカーで4.5cm基尺はほぼ存在しません。買い足すときには、童具館のラインナップの中から揃える必要があるので、ある程度出費の覚悟がいります。

基尺の「正解」は、手持ちのおもちゃとどれくらい互換性を求めるかや、子どもの年齢にもよるので家庭によりけり、としか言いようがありません💧(筆者も悩みまくり、たくさんの”積み木沼”の先輩方のブログなどを読みましたが、結局「人それぞれだな!」という身も蓋もない結論にいたりました😅)

参考までに、筆者が基尺を決める上で最も参考になった、百町森さんのサイトのリンクを置いておきます👇

ワクブロック(童具館)で遊べるお店と、積み木の買い揃え方

ワクブロックで実際に遊べるお店・場所

長きにわたるリサーチの結果、ワクブロック(童具館)にしよう!!と決まったのですが、値段が値段なので、実物を見ないままポチる勇気は出ませんでした💧

そんなとき、童具館の本店(東京都大田区)では実際に子どもたちをワクブロックで遊ばせながら、マンツーマンで接客していただけると知り、早速申し込みました😊

童具館の本店(東京都大田区 蒲田駅)

実際に行ってみて、
生後10ヶ月の娘が
フロー状態で積み木のポットん落としで遊んだのには驚きました。

2歳10ヶ月の息子も、初見の積み木をあっという間に使いこなし、「駅」や「汽車」を作ってスタッフさんを驚かせていました。

子どもたちの集中力の高さ、積み木への関心の強さに、背中を押してもらいました。

筆者も、実際にワクブロックを触ってみて改めてクオリティの高さに感動。

スタッフさんから色々とアドバイスをいただく中で、童具館のものづくりの考え方にも共感し、「ワクブロックに魂を売ろう!(高いけど😂)」と決断しました。

全国のプレイルーム(「わくわく創造アトリエ」)

全国にあるプレイルーム(「わくわく創造アトリエ」という、童具をつかった遊びや造形活動ができる教室)では随時体験レッスンや出張イベントをやっています。

積み木100箱をつかって遊べるイベントなど、家庭ではできない遊びができるので、ワクブロックをすでに持っている人でも参加したくなる魅力的なイベントです💓

👇最新の開催状況は、公式サイトにアップされます

積み木は何ピース必要なのか?ワクブロックの買い足し方

わが家では3歳児・1歳児が一緒に遊ぶと、少なくとも200ピースは使います。

積み木界隈でまことしやかに囁かれているのが、

「年齢×100ピース」説😂

そうは言われてもいきなりそんなにたくさん買う余裕はないので、童具館公式がおすすめする通りの順番で、ちまちま揃えています。

👇画像タップで、ワクブロックの商品紹介欄にジャンプできます

[参考📝]ワクブロックの買い足す順番 (※品番クリックで、商品紹介にジャンプします)

HG1(立方体×64ピース)→HG2(直方体×64ピース)→H6(三角や円柱、大きな四角柱など計56ピース)→H7(扇形や長板、小角柱など計94ピース)

または

H0(立方体×32ピース と 直方体×32ピースのセット)→H6(同上)H7(同上)

ポイント還元率が高いネットショップで購入(or 本店はポイントカード利用が◎)

わざわざ本店まで行った筆者ですが、購入したのはネットショップ(楽天)ですw

本店で購入するとポイントカードを作ってもらえるのですが、楽天のほうがポイント還元率が高かったので・・・。

ネットショップ含めてどこの店でも定価で売られているので、どこで買うのが一番お得かは人それぞれかなぁと思います。ちなみに筆者はこちらのショップで購入しました👇

木のおもちゃ専門店ゆうぼ


通常550円する童具館の製品カタログをおまけにつけて下さったほか、童具館が発行しているリーフレットが山ほど入っていて、とても勉強になりました🤗

※世界的なウッドショックの影響で、童具館の積み木も品切れや大幅な納期遅れが発生しているようなので、ほしいと思ったら早めに行動するのが良さそうです。(公式サイトを見ると、納期2〜3ヶ月のものや、今ある在庫が終了したら次回入荷未定のものが多いです😨)

積み木あそびの教育効果

クリエイティビティ(創造力)を育む、積み木遊び

積み木あそびと相性のいいおもちゃ

電車を愛する子どもに出会わせてあげたい、木製トレインの世界🚆💓鉄道模型販売店がつくったリアルすぎる木製トレイン「mokuTRAIN」と、温かみのある木製レールは、白木の積み木と相性バツグンです。積み木でつくった街に、お気に入りの列車を走らせる息子の表情は、幸せそのもの!そんな姿を見ると、おもちゃ選びを妥協しなくてよかった!と思えるのです。

【2歳から】プラレール以外の電車おもちゃの世界!木製なのにリアル

子どもの創造力をかき立てる、サラズシルク。サッと1枚広げるだけで、その場が草原になったり、海になったり。積み木をつかった「ごっこ遊び」「見立て遊び」で大活躍中のアイテムです。

サラズシルク(=プレイクロス)の遊び方から個人輸入の方法まで

数学的センスを育む、積み木あそび

かたちを表す言葉や、かずの数え方を、遊びながら身につけられる

親子で積み木あそびをするうちに、何気ない会話(「直方体2つとって!」とか「円柱を3つ重ねてみよう」)を通じて、かたちを表す言葉や、かずの数え方を自然と身につけていきます。

ちなみに3歳半の息子が理解している図形は、「正方形」「長方形」「立方体」「直方体」「円柱」「正三角形」「直角二等辺三角形」🫢

小学校高学年に学ぶような内容を、遊びながら身につけられるのが積み木のいいところです👏

図形問題が得意になる

毎日積み木で遊んでいる息子は、図形問題が得意です。

ちなみに筆者は幼少の頃、積み木あそびをした記憶がありません。そのせいか、かつて中学受験に挑んだときには図形問題でかなり苦労しました。筆者の母もまたセンスのない人だったので、教え方も下手でw

遊びながら数学的センスを育めるのは、積み木あそびの魅力だと思います。

この記事で取り上げたワクブロック(童具館)とその他の積み木

ワクブロック(童具館)の商品一覧

WAKU-BLOCK45H0(立方体×32ピース と 直方体×32ピースのセット)

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童具館 WAKU-BLOCK45HG1(立方体×64ピース)

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童具館 WAKU-BLOCK45HG2(直方体×64ピース)

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童具館 WAKU-BLOCK45H6(三角や円柱、大きな四角柱など計56ピース)

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童具館 WAKU-BLOCK45H7(扇形や長板、小角柱など計94ピース)

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わが家で活躍中の、カラー積み木&デコレーション用の積み木

Grimm’s(グリムス)

ここ最近の人気の高まりを受けて、ニセモノが本当にたくさん出回っています😨💧メ○カリなどで買うのは絶対に避けて、楽天やAmazonでも信頼できそうな出品元かどうかよくよく確かめてください…。(筆者は、実店舗のあるおもちゃ屋さんが出品しているページを選んで購入しています。)

Grimm’s(グリムス)にじドミノ

created by Rinker
GRIMM’S(グリムス)
¥13,200 (2022/08/22 09:17:24時点 Amazon調べ-詳細)

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Grimm’s (グリムス)アーチレインボー

見た目の美しさからインスタで推されているアーチレインボーですが、正直、これ単体では絶対に遊ばないと思いますw 白木の積み木や、その他の木製おもちゃと組み合わせてこそ活きる優秀なおもちゃです♪ わが家では「サンセット」が活躍中です。

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grapat(グラパット)

こちらも、ニセモノがとにかく多いです!メ◯カリはもう、全部ニセモノだと思った方がよさそうです😢

というのも、grapat(グラパット)は2021年あたりまでは欧州のECサイト経由で個人輸入ができたのですが、日本法人ができてからというもの、正規販売店からしか購入できなくなりました。(現在も欧州のECサイトでカートに入れることはできますが、配送先をJapanにした途端「ご指定のエリアには配送できません」と、購入を拒否されます。SCMが完璧ですばらしい😭)

Amazon、楽天も取り扱いがありません。

(22年10月追記:楽天市場各ショップで購入できるようになりました!嬉しい!)

筆者は、静岡県にある有名なおもちゃ屋さん「百町森」さんのオンラインストアで購入しました。

積み木あそびの幅を広げてくれるほか、おままごとの具材になったり、お店屋さんごっこのお金になったり・・・解釈の余地がたくさんある、素晴らしいおもちゃです💓