【対処法と心得】子どもの、下品な言葉をやめさせたい!

それは、突然やってきました。

3歳の息子が嬉々として、「うんち!」「おちんちん!」と連発しはじめたのです😭😨😭😨

「天使のように可愛がってきた息子にも、ついに”このとき”が来たか…」

落胆するとともに、焦りました。

言ってもいい言葉と悪い言葉の区別は早めにつけさせなければ、大変なことになります👼


結論から言うと、息子の下品な言葉ブームはわずか2〜3週間で過ぎ去りました🎉

よそで恥をかくことも、誰かを傷つけることもありませんでした。家の中だけでブームが起こり、静かに終了した感じです。本当によかった。

これは夫婦で対応方法を話し合い、初動を間違えなかったおかげです。

どの家庭でもつかえる方法だと思いますので、まとめておきます🗒👇

子どもが下品な言葉を言ったら、親がとるべき基本的な態度

大袈裟に反応しない→怒る代わりに、自己肯定感と自己効力感をつけさせる

3歳になれば、下品な言葉を楽しむ子は必ず出てきます。

息子の場合も、保育園のお友だちが下ネタマシーンと化したのが原因でした。(その子には小学生のお兄ちゃんがいて、その影響です。負の連鎖💧)

決して、サイコパスなわけでも変態なわけでもない。

幼児が下品な言葉によろこぶ理由は、ただ1つ。

周りの大人に影響を及ぼすことができ、自分にパワーをもたらしてくれる言葉だから👏👏

禁断のワードを口にすると、周囲の大人は動揺します。

焦ったり、怒ったりして注目を集められます。

ですから言葉のもつパワーを無力化するために、親はこのスタンスを貫く必要があります👇

  • 動揺しない
  • 冷静にふるまう
  • 真顔をつくる
  • 「その言葉は(よくない言葉だから)、人前では言わないでね」と淡々と、諭す

しかし、これだけでやめるほど聞き分けのいい子どもは存在しません(笑。

わが家では👆にプラスして、2つの取り組みを行いました。

  1. 「下品な言葉をいわなくても、パパとママはいつもあなたに注目しているよ」と言葉や態度で示す(自己肯定感アップ
  2. モンテッソーリ教育の生活動作を練習したり、お手伝いをお願いしたり。「自分できること」を増やしてあげる(自己効力感アップ

健全なやり方で子どもにパワーが与えられれば、わざわざ人の嫌がる言葉を連発する必要がなくなります。

自然に、訂正し続ける

たんなる言い間違いで、下品な言葉を話してしまうこともあります。これに過剰反応すると、返ってエスカレートします。

息子は、数字を英語で数えるのが好きなのですが「6(シックス)」の発音が、どうしても「セックス」になってしまう時期がありました。

息子はまだ「セックス」という言葉が、別にあることは知りません。

そこで筆者は、これを単なる言い間違いと捉え、さりげなく「シックス、だね」と訂正し続けました。

子どもの言い間違いは簡単には直らないものですが、だんだん「セ」と「シ」の中間くらいの音にはなってきたので、よそで恥をかかせる心配はなくなりました。

下品な言葉の、種類によって対処法が変わる

意味をわかった上で言っている下品な言葉は、その種類によって対処法が変わります。

排泄にまつわる言葉「うんち」「おしっこ」

赤ちゃんのころから「おしっこが出てよかったね」「うんちが出て気持ちがいいね」と親から言われ続けていたので、子どもにとって、「うんち」「おしっこ」はポジティブな言葉です。

わが家の対処法はこんな感じ👇

  • キョトンとして(←大事)「トイレに行きたいの?」と聞き、トイレに連れて行こうとする
  • 「うんちやおしっこは、人から見られずにするものだからね。大きな声で言われると、嫌な気持ちになる人もいるの。ママだって、そうだよ。あなたと楽しく遊んでいる時に、うんちとかおしっこって言われたら、嫌な気持ちがするな」と、静かなトーンで伝える

このほかに、妹(赤ちゃん)のおむつ替え中に「うんち臭ーい!」とからかった時は、うんちが臭いのは当たり前だと冷静にコメントしました。

うんちは身体の中のいらないものを捨ててくれるんだから、臭いよ。赤ちゃんのうんちは確かに臭いけど、ママのうんちも臭いし、あなたのうんちも臭いし、犬のうんちも臭いし。臭くないうんちなんかないよ。

ここで怒ったり、反応したりすると味をしめます。

育児をするうえで「うんち」「おしっこ」は必須ワードですから(笑)、変な言葉として認識しないように、誘導してあげることが大切だと感じています。

性器にまつわる言葉「おちんちん」

経験上、世の中にはおちんちんのある生き物(♂)と、ない生き物(♀)がいることに気がついてから、「おちんちん」を面白がって連発するようです。

これを言うのは男の子がほとんどですが、どうやら自分の身体におちんちんがあることを誇りに思っているようなのです。いやらしい文脈ではなく、喜びに満ちた「おちんちん」(笑。

とはいえ、それを人前で連発するのはタブーだとわからせなければいけません。

わが家の対処法はこんな感じ👇

  • 日ごろから性教育をする→プライベートパーツ(口・胸・性器・おしり)はあなただけのものだから、親を含む他人に勝手に触ったり触らせたりしてはいけないと教える。お風呂で身体を洗うときに、この話をしながら自分で洗ってもらうようにすると自然に話せて⭕️
  • 「おちんちんはプライベートパーツだから、人に見せたり触らせたりしてはいけない大事な場所だよね。それなのに、おちんちん!ってわざと人に聞こえるように叫んだら、あなたはおちんちんを大事にしていないと思われちゃうよ」と伝える。

性器は大事なパーツだからこそ、人前さらすべきものではないとマナーを教えてあげることを大切にしました。

ここで「おちんちん」をいやらしいとか、悪い言葉と断罪してしまったら、思春期に入った時にこじらせて対応がどんどんややこしくなる😅と考えたからです。

ちなみに筆者は、息子がまだ赤ちゃんの頃にこのマンガ本👇を購入し、性教育を学びました。性教育のベストタイミングは突然やってくるので、あらかじめ準備をしておいてよかったと思っています😊

【結論】下品な言葉から完全に遠ざけることは不可能→親ができる2つのこと

下品な言葉から完全に遠ざけることは、できません。付き合う友だち、YouTube・テレビ、漫画…。それらを「検閲」するのは、もはや虐待です。

わが家では、子どもの過ごす世界をコントロールしようとするのではなく、善い人としての立ち振る舞いを教えてあげることに全力を注いでいます💪

幸い、子どもは相当程度、親の影響を受けます。

ですから、親の日頃のふるまいさえしっかりしていれば、下品な言葉から完全に遠ざけることができなくても致命傷になることはないです。

逆に、親が下品な言葉を楽しんだり、言葉遣いが汚かったりしたら、小手先の対応をしたところで本質的な改善はできないと思います💧

人前で言っても「いい言葉」と「悪い言葉」があることを教える

良識ある大人は「うんち」「おしっこ」をむやみに言いませんが、育児・医療・介護の現場では必須ワードです。

筆者は、1人目をうんだとき助産師さんに「うんち」「おしっこ」を連発されて、面食らいました🤣

長年言っていなかったワードだったので、言うのも恥ずかしかったくらい・・・それが今や、言わない日がないです😂

同じ言葉でも、シチュエーションや言い方によって、言って「いい言葉」と「悪い言葉」が違います。

この辺の線引きを子どもに自力で考えさせるのは難しいので、「これは😟❗️」という場面に出くわしたら、その都度ていねいに諭してマナーを教えてやることを、わが家では心がけています。

テレビやYouTubeを見せるとき、親と一緒に視聴するのが好ましいのはこれが理由のひとつ。不適切な言葉があったときに、さりげなく「いまのは〜だから、悪い言葉だね」と嫌悪感を表すことができます。

「悪い言葉」を耳にしたときに、とるべき態度を身につけさせる

筆者は学生時代、ナレーター事務所に所属していました。

そこで社長に教わったことで印象に残っているエピソードがあります。

(いまからウン十年前のアフレコ現場で)

  • ラーメンを食べながら、「うーん、シナチクおいしい!」というセリフがあった。
  • シナチク(支那竹)はメンマのことだが、「シナ(支那)」は実は放送禁止用語。軍事国家だったかつての日本が、中国に対して勝手につけた呼び名であり、多くの中国人を傷つけることから放送では言ってはいけないことになっている。(※ 例外として、地名としての「東シナ海」は使用を許される唯一の言葉)
  • ナレーターは「あれ…?これは放送禁止用語なのでは」とモヤモヤしつつも、指摘できなかった。現場にいたスタッフは、誰も放送禁止用語について知らなかった。
  • 結果、そのまま作品を作ってしまい、放送直前に別の人が気が付いて差し替えになった。
  • 取り直しには莫大な労力がかかった上、多くの関係者の信頼を失うことになった。

言葉は重要です。

うっかり「悪い言葉」を使うと、人を傷つけるだけでなく、自分のキャリアや人生すら台無しにしてしまいます。

社長からは、ナレーターも放送禁止用語について教養を身につける必要があることと併せて、

「誰かが間違った言葉をつかっていることに気がついたら、勇気をもって指摘すること」

これを口酸っぱく、指導されました。

この教えは、ナレーターだけでなく全ての人間に通じることだと考えています。

「悪い言葉」は、それなりの背景や理由があって「悪い言葉」になっているわけですから、軽々しく使ってはいけないわけです。(「キチガイ」とか、インターネットで軽く使う人いますけれど、信じられないです😨)

わが子が「悪い言葉」をつかった時に指摘するだけではなく、自らが発する言葉にも厳しい目を向けていきたいです。