ベビー用品より重要な、最低限の出産準備リスト③【夫に任せたい赤ちゃんのお世話】

夫は育休が取れません。産後1ヶ月はなるべく休みたいのですが、仕事のある夫にどれくらい新生児育児を手伝ってもらえるでしょうか。お世話のスケジュールがわからないので見当もつきません。

ワンオペ育児も、仕事も両方大変ですよね。うまい分担方法を考えましょう。

 本記事の内容

  • 臨月になったら、夫にお願いしたい新生児お世話リストを提出
  • 新生児のお世話スケジュールは「ジーナ式」で予習しよう
  • 入院期間中からインストールしておきたい、育児共有アプリ「ぴよログ」

筆者たち夫婦は、里帰りなし&男性育休なしで第1子との生活をスタートしました。不安はありましたが、夫婦ともに産前から赤ちゃんのお世話スケジュールを30分単位でイメージできていたことや、お互いの責任範囲を話し合えていたことが功を奏し、ゆとりある育児生活を送ることができました

この記事では、夫婦間の協力的な育児生活を成功に導くために必要な、再現性のある準備方法をお伝えします。

臨月になったら、夫にお願いしたい新生児お世話リストを提出しよう

ガッツリ育休をとってくれる旦那さんであれば、特に準備なしでドタバタの新生児育児生活スタート!も悪くないと思います。

しかし筆者のように里帰りなし&男性育休なしですと、完全ワンオペになりかねません。0歳児育児を完全ワンオペで乗り切れるのはせいぜい1~2ヶ月が限界で、その先は産後うつ・虐待・ネグレクトのどれかか、または全てに陥ります。ですから里帰りなし&男性育休なしでも自分ひとりで戦うのではなく、必ず1日(もしくは1週間)のうちどこかは夫に育児をお願いする必要があるのです。

修羅場になってからヘルプを出すのはダルいし、頼まれるほうも困るという話

筆者も、このツイ主の考え方に概ね賛成です。一つ付け加えるとしたら、「今何したら一番助かる?」って限界疲れてる時に聞かれても、何を頼むべきか思案して、さらにやり方まで説明するのって無理無理の無理なんですよね。結果「自分でやったほうが早い!」と、HPを削る選択をしてしまいます。

実際、全ての旦那さんが「1を聞いて10を知る」優秀タイプではありません。

こんなタイプの旦那さんには、いざトラブルが発生してからアラートを出して都度ヘルプを頼むのはお互いにとって効率的ではありません。ヘルプを出しても「どうやるの?」→「自分で考えてやって!」→(夫、自己流で試みる)→「そのやり方はありえないでしょ!」→(夫、萎縮する)→「もう、引っ込んでて!」のループ。

こうならならいために、あらかじめどんなトラブルが起こり得るのか夫婦で確認しておくことが大事です。すなわち、赤ちゃんのお世話スケジュールの予習です。

そして赤ちゃんのお世話スケジュールの確認が終わったら、旦那さんに担当してほしいお世話をプロジェクトごとにリストアップ。旦那さんに伝えます。

注意
プロジェクトは以降、完全に委譲します!旦那さん担当と決めたお世話については、完全に彼の責任範囲。赤ちゃんの健康や安全といった前提はクリアしてもらった上で、やり方はぜーんぶ旦那さんにお任せします。妻は任せた以上、一切口出しをしませんし、してはいけません。

・・・でも、赤ちゃんのお世話スケジュールなんてどうやって予習したらいいのでしょうか?両親学級では沐浴のやり方を教えてはくれても、1時間単位の生活スケジュールなんて教えてもらえませんでした。

新生児のお世話スケジュールは「ジーナ式」で予習しよう

よく「赤ちゃんのお世話は、スケジュール通りにはいかないよ!」という声を聞きますよね。だからといってスケジュールの把握を放棄するのは間違っていますし、筆者に言わせてみれば、親がスケジュール通りにお世話すれば赤ちゃんの生活リズムは整います

ねんトレ(ねんねトレーニング)って何?

「ねんねトレーニング」は、その名の通り赤ちゃんに睡眠サイクル(日中起きて夜に寝る)を習得してもらうためのトレーニングです。

新生児は1日14~16時間ほど寝てくれますが、決して夜6時に寝て朝8時に起きてくる生活をしているわけではありません。睡眠時間はもっと細切れで、母乳を飲んだり、グズったり、おむつを替えてもらったりしている間に寝た時間の合計が14~16時間ということです。

これを赤ちゃんが泣くたびに母乳をあげたり、ぐずったら抱っこでユラユラしたりしているといつまでも赤ちゃんのペース(しかも本人は、人間としての正しい生活リズムを知らない)で過ごしていると、いつしか昼夜逆転のいつも不機嫌な赤ちゃんとママが出来上がる!というわけです。

ですから、いつ出るかわからないアラートのために常に臨戦態勢で、アラート対応も場当たり的という育児より、ある程度大人がスケジュールをコントロールして赤ちゃんを導くスタイルの方がトータルのストレスが下がります

ねんトレの最高峰「ジーナ式」は1番スケジュールが細かい

「ジーナ式」は一言で言うと、「神」です。赤ちゃんについて何もわからない状態からスタートしても、この本を読めば日々の生活が手にとるようにイメージできるようになります。それもそのはず「ジーナ式」は、赤ちゃんのお世話スケジュールを朝7時から夜10時まで15分刻みで指定しているからです。

筆者たち夫婦は「都合よくスケジュール通りにいくとは限らない」という穿った気持ちは一旦捨てて、このスケジュール通りに大人が赤ちゃんの世話をすると仮定し、何時の回の授乳・何時何分スタートの沐浴は毎日夫が担当する!という風に役割分担をしました。

筆者が本を購入したのは2018年で、これは旧版です。産前から子どもが1歳になるまで、お風呂に持ち込むほど読み込んだのでボロボロ。2020年には改訂版が出たので、第2子のために買い換えました!現代の生活様式、新しい保健ガイドラインに沿った内容にパワーアップしているので絶対に改訂版をお求めください

筆者が実際に会社勤めの夫に依頼した育児タスク

  • 授乳
    • 月曜~木曜:AM7:00の授乳(朝1番) および PM10:00-11:15の授乳(夜中前の最終授乳)
    • 金曜(休前日):AM7:00の授乳(朝1番)および 夜中の授乳(おそらくAM2:00-3:00)
    • 土曜:可能な限り全授乳
    • 日曜(休日):夜中の授乳以外、可能な限り全授乳
  • オムツ替え
    • 上記、授乳のタイミングと同じ
  • 沐浴
    • 休日及び在宅勤務日:PM5:30(保湿マッサージを含めて所要時間30分)

休日にお願いしている内容がえげつないですね。「慣れてきたら、休日は交代で外出できるようにしたいのでお互いに体調と相談しながら調整しましょう」と提案しました。

これだけのタスクをただ丸投げするだけだとビビッてしまうので「このキツイ生活は、生後2ヶ月の半ばくらいまで。1番早くて生後2ヶ月の後半から、夜間の授乳がなくなって夜通し寝てくれるようになるのでは」と、ラクになるまでのゴールの目安を知らせることも忘れませんでした

→実際には予想より早く、生後10週で夜通し寝てくれるようになっています。生後10週と言えば、家庭によっては睡眠不足と疲労が限界で産後うつや虐待まがいの行為、離婚談議が始まっている頃ですから、本当にゆとりある生活だったと思います。

この本は、スケジュールが細かすぎるとか、そもそも読みづらいとか色々バッシングがありますが、このサイトをここまで読めるだけの国語力がある方には余裕です。ただし内容はガチなので、妊娠後期の余裕のある時期に一度頭から最後まで熟読して、いざ赤ちゃんと対面したら週齢別スケジュールのページに戻ることをおすすめします。産後に初めて読もうとして挫折するのは当たり前です、自分の寝る暇すらなく追い詰められて「ねんトレ」の本を手に取ってるのですから。

入院期間中からインストールしておきたい、育児共有アプリ「ぴよログ」

「ぴよログ」で赤ちゃんのお世話ログを共有

これが、筆者が第1子の時に使っていたアプリ画面のスクショです。

特に、旦那さんが育休をとらずに働き続ける場合は必須アプリといってもいいでしょう。

主なメリットは

  • 帰宅中にザッと見するだけで、妻と赤ちゃんの1日がダイジェストでわかる
  • ようやく寝たというタイミングで帰宅して起こしてしまうアクシデントを防げる
  • (ジーナ式のスケジュールと併せると)帰宅後すぐ何を行動すればいいのかわかる
  • 休日ひとりで赤ちゃんの面倒を見る時に、平日と同じリズムを保つことができる

日誌と引き継ぎ資料の両方の役割を担ってくれますので、いいことづくめですね。旦那さんにしてみれば妻の顔色を伺いながらアレコレ指示を聞く必要なくなりますし、仕事で疲れて帰ってきた時に「ねぇ今日はこの子朝10時ごろ全然泣き止まなくて大変だったの、しかもその後ね・・・」とようやく話し相手を捕まえたと言わんばかりの妻の怒涛の愚痴を聞かずに済みます。

物理的に日中赤ちゃんのお世話に翻弄されるのは自分ひとりでも、その痛みを共有できている感覚が気持ちをラクにしてくれます。「ありがとう、こっちはなんとかなったよ。仕事、大変だったね」と、夫をいたわる余裕すら出てくるかもしれません。筆者宅は、まさにこんな感じでした。

ぴよログに予防接種のスケジューラーアプリが増え、ますます便利に

筆者は知らなかったので別のアプリを使っていましたが、これは便利ですね。予防接種は、生後2ヶ月からスタートします。抜け漏れが許されないわりにスケジュール管理が難しいので、ぴよログと連携してくれるとありがたいですね。

まとめ

ここまで

と解説してきました。残り2つは、夫以外からどんなサポートが得られるかと言う話なので、夫婦で協力するためのノウハウはここまでです。

↑このリプ欄、ほっこりしますよ〜!

筆者も産前、Twitterを開けば「旦那デスノート」みたいなのが溢れていて、正直子どもができることにより夫婦の関係が崩れるのが何よりも恐怖でした。しかし、懸念点を一つ一つ潰していくことで「子どもが産まれてからの方がもっとラブラブ!」というハッピーな夫婦関係は構築可能だと胸を張って言いたいです。

ちゃんと夫婦で向き合おうとしている時点で、まず大丈夫です。安心してください。